スクールソーシャルワーク(SSW)

 日本では、文科省が「スクールソーシャルワーカー活用事業2008年」として予算化し本格的展開となった。特定の資格制度を有しているものではなく、おもに社会福祉士・精神保健福祉士をはじめ、教員などでソーシャルワークを習得した人が担っている。個別の子どもや保護者への指導支援はもとより、学校外の関係機関との連携支援や、学校内の相談支援体制づくりにも対応することになっている。現在のところ、SSWはまだまだ知名度が低く、スクールカウンセラー(SC)ほど一般化もしていないが、SCとSSWの効果的な協働を行って成果につなげた事例も見られるようになってきている。

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