幼児教育振興アクションプログラム

 文部科学省では、昭和39年の第1次「幼稚園教育振興計画」以来、4次にわたって幼児教育に関する振興計画等を策定してきたが、平成18年10月4日に「幼児教育振興アクションプログラム」として新たに策定した。

 このプログラムは、幼児教育に関する総合的な行動計画であり、これによって幼稚園教育の条件整備に関する国の施策を展開していくこととなる。期間は平成18年度から22年度の5年間とするが、幼児教育をめぐる状況の変化を踏まえ、適宜プログラムの見直しを行うとともに関係施策の実施状況について中間年での評価を行うこととしている。

 プログラムの内容としては、①幼稚園・保育所の連携と認定こども園制度の活用の促進、②希望するすべての幼児に対する充実した幼児教育の提供、③発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育の充実、④教員の資質及び専門性の向上、といった項目が盛り込まれる。

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