「人間力」

 平成15年4月の内閣府人間力戦略研究会による「人間力戦略研究会報告書」は、自立した一人の人間として生きていくための総合的な力として「人間力」を打ち出した。これを受けて、平成17年10月の中教審答申においては、「子ども達の『人間力』を豊かに育てることが改革の目標であるとしつつ、学校の教育力、すなわち『学校力』を強化し、『教師力』を強化することを通じて、これを育てる」と提起している。

 この「人間力」とは、具体的には、自己理解、自己責任、健康増進、協調性、責任感、人間関係形成といった事柄が主たる構成要素として想定されている。

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