発達が気になる子のステキを伸ばす「ことばがけ」

一番伝わりやすいコミュニケーション手段、それがその子の“母国語”です

発達が気になる子のステキを伸ばす「ことばがけ」
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コミュニケーションツールの探し方、使い方、伝え方

著者 加藤 潔
ジャンル 教育基本図書セット > Dセット 特別支援教育
特別支援教育
シリーズ 明石書店
出版年月日 2017/05/26
ISBN 9784750345185
判型・ページ数 4-6・160ページ
定価 本体1,600円+税
会員社名 明石書店

目次

はじめに

第1章 指示や説明のことばがけ
  ●まず、原則を整理しましょう
 1 結論から示す○「お茶を買いにコンビニに行きます」
 2 1回にひとつ○「鉛筆を持ちます」
 3 目でわかる・目に浮かぶ○線画で伝えてみる
 4 名言や数字でわかる○“1秒で視線を外すのが大人のやり方”
 5 音の響きで感じる○「ギューン、ギュッと絞る」

第2章 元気にすることばがけ
  ●まず、原則を整理しましょう
 1 適当にほめる○「ごはん食べてえらいねえ」
 2 ぼんやりとほめる○「けっこうすごいね」
 3 ほめ上手な人は印象を残す○去り際にほめていなくなる
 4 何でもほめようとする○「まちがいなく謙虚ですね」

第3章 マイナスにしないことばがけ
  ●まず、原則を整理しましょう
 1 活動の邪魔をしないことを何よりも優先する○見守るだけでよい
 2 肯定的ワンフレーズを見つける○「言うだけなら大丈夫」
 3 万能のあいづち○「ヘー・フー・ホー」
 4 それも、ことばがけ○嵐が過ぎるのを待つ

第4章 ことばを引き出すことばがけ
  ●まず、原則を整理しましょう
 1 上手な遊び相手は表出コミュニケーション支援の達人○おもしろい遊びを勝手に始めてしまう
 2 相手にメッセージを渡せるかどうかが運命の分かれ道○「やり」ができるかどうか
 3 その子の立場で返答する○復唱作戦
 4 母国語は文字でした○専用メモ
 5 楽に人を呼べるならそのほうがいい○ピンポン♪
 6 嫌いなものを伝えられたら人生は楽になる○嫌いな食べ物一覧表

第5章 支援する立場にある自分へのことばがけ
 1 20分の1の意地
 2 片思いの礼儀
 3 少数派の誇り
 4 びびり屋の支援者
 5 支援とはぶざまなもの
 6 くさらない人がブレイクする

 あとがき

内容説明

発達障がいがある気になる子への「ことばがけ」のコツとヒントを解説。言葉だけでなく、その子がストレスなく使えるコミュニケーション手段こそ“母国語”であるという発想のもと、コミュニケーションツールの探し方、使い方、伝え方を丁寧に説明する。

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